齊藤耳鼻咽喉科アレルギー科 文字サイズ大中小  インターネットからも受付OK
〒592-0004  大阪府高石市高師浜1-2-11  tel.072-261-4822
Q&A
よくあるお問い合わせ
鼻がうまくかめないのですが、どうしたらよいですか?
鼻汁は花粉やホコリ等の異物が鼻内へ入ったときに外へ流し出すために出ます。
また、細菌やウイルス等に感染すると膿性の鼻汁になります。
鼻汁を蓄めたままにすると副鼻腔炎や中耳炎の原因となり、時には後鼻漏(鼻汁が咽喉頭に流れ落ちる)から気管支炎や肺炎の原因になることもあります。そのため、鼻汁は鼻をかんで早く出した方がよいのです。
誤った鼻のかみ方をしていると鼻血が出たり、耳が痛くなり中耳炎の原因になります。中耳炎や副鼻腔炎で耳鼻咽喉科を受診されるお子様の多くは、鼻汁をかめないか、かまずに鼻すすりをしているようです。鼻汁が多いとき、膿性鼻汁が出るとき、後鼻漏のあるときは耳鼻咽喉科へ受診しましょう。

鼻にやさしいかみ方
①片方ずつかむ。
②かむ前に口から深く息を吸う。
③ゆっくり小刻みに確実にかむ。
④力まかせに強くかまない。

鼻をかめないお子様の練習方法としては、まず鼻から息を出せるようになることです。
①細く切ったティッシュを鼻息で吹くようにする。
②手鏡を鼻の下に水平に当て、鼻息で鏡を曇らせる。
この練習を、片方の鼻をきちんと押さえるようにして上手に出来るようになれば鼻をかめるようになります。がんばって練習して正しい鼻のかみ方を覚えましょう。
このページの先頭へ